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昔、紫は神さまや高貴な人が身に着ける色でした。古い夢占いの書の中では、それが畏れ多いと解釈する場合と、神さまに近づいた高潔な精神を持っていると解釈する場合と、2つに分かれるようです。夢の中のどんな場面で紫が印象的だったかによって、どちらになるかが決定すると思います。たとえば、あなたが紫の服を着て得意になっていたとしたら、「最近思いあがっているのでは?」という警告。でも、夜明け前の紫色の空を眺めて、「なんてきれいな色なんだろう」と感動しているシーンだったなら、神さまからのごほうびのような、大幸運に恵まれるでしょう。
筆者:昴