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空に輝く赤い星、火星。おもしろいことに、どの文化圏でも、火星は血と殺戮を好む戦いの神とされています。赤い色を見ると、血を連想するというのは、万国共通なのですね。火星の例のように、赤は血の色、そこから連想して、生命の色、活力の色へとつながっていきます。他にも火のイメージがあり、光と熱を感じさせることから、情熱、恋愛、勇気、正義感、怒り、憎しみなど、感情を表現する色にもなります。ポジティブなイメージとネガティブなイメージが同居していて、どっちをとったらいいのかわかりませんね。良いか悪いかは別として、赤はとにかく、エネルギーの色です。制御できない状態であれば凶、制御された状態であれば吉、と考えるとシンプル。夢の中に赤い色が登場したときは、あなたが自分の力をコントロールできているかどうかがテーマであると考えてください。
筆者:昴