仕事も恋も貯金も、順調に進む2021年の後半。きちんとスケジュールを立てて、規則正しく生活すれば、ストレスもなし。無理なく少しずつ努力することで、階段を一段一段のぼるように、全体的にレベルアップしていく運気です。

秋口に、守護星・水星が、おとめ座の一等星スピカのそばを運行するとき、幸運の星・木星と大吉角を形成します。スピカは、星占い発祥の古代から、大地の実りを表す星です。一方、木星は天空の王で、富と恵みをもたらす星。そのふたつの星が、守護星・水星を同時にバックアップするのですから、おとめ座生まれの運は上昇。これまでの努力が認められたり、応援してくれる人たちが現れたりするでしょう。

多くの物ごとが、思った通りに進むと感じるはず。わからないことがあっても、的確なアドバイスをしてくれる人がいて、すぐに助けてもらえます。また、実りを得るという運は、金運とも密接に関係しているので、給料アップや臨時収入にも期待できそうです。

それほど心配することがない時期ではありますが、あえて注意する点を挙げるとすれば、「調子に乗り過ぎてはいけません」といったところでしょうか。周りに比べて自分がうまくいっていると、ちょっとした優越感を味わうこともあるでしょう。そこから無意識に、良くない態度をとってしまうかもしれません。
スランプに苦しんでいる人に、「努力が足りないからだ」とか、悩みから抜け出せない人に、「心がけが悪いからだ」とか、辛辣な言葉をぶつけないよう、注意しましょう。

実は、おとめ座生まれの人は、言語の神である水星のパワーを受けて、物ごとを的確に言い表す天才的な才能があるのです。もし、マイナスの方向にこの才能を発揮してしまったら、思わぬトラブルに発展する危険性もあります。

無意識のうちに浮かんできた優越感は、静かに受け止めて、自分の中で上手に消滅させましょう。そして、今つらい状況にある人を、天性の言葉の力でいたわってあげてください。