ほんの1カ月にも満たない期間に、あまりにも大きな星の配置が連発し、どのように読み取ったらいいのか、占い師泣かせの星模様です。抗争や革命を予感させる角度もあったりして、混乱してしまいます。
悩むところですが、大吉星・木星が6月26日に蟹座に入り、力を増したところに注目したいと思います。木星は誰に対しても恵みを与える星。ギリシア神話では、神々の王・ゼウスを表します。そして、このゼウスの星に、蠍座の土星、魚座の海王星が協力体制をとって、天空に慈愛のトライアングルを描いています。
新月もまた、蟹座で起こりますから、これからしばらくは蟹座が象徴する優しさと慈愛が、全世界的にテーマとなるでしょう。見返りを求めず、身近な人たちを家族のように愛する風潮が、自然発生的に広まっていくはずです。
あなたの身の回りにも、優しい人が増えているのでは?
前回、スーパームーンのときには、人の痛みに気づく『共感能力』を磨くのに最適なときだとお話ししました。現在もまだ、それは続行中です。今回は、さらに、蟹座の新月と木星のパワーを借りて、みんなで幸せになる開運行動について解説しましょう。ちょうど夏休みに入るころでもあるので、旅行したり、自分の時間を楽しんだりしやすいですよね。
今、とくにオススメなのが、海や湖、川など、水のある場所へ出かけることです。できれば、見るだけでなく、実際に水に入って泳いだり、船に乗って波に揺られたりするとよいでしょう。近くに海などはないし、遠くへ出かけるのは無理、という場合は、公園の噴水や、水族館などの水槽のある場所、プールなどでもOKです。
家の中なら、台所やお風呂場がラッキースポット。旅行ができるほどのまとまったお休みがとれない状況でも、せめて、充実したバスタイムを楽しんでください。シャワーだけで済ませず、バスタブの中で浮力を感じるのがポイントですよ!
それでは、また次の満月の日にお会いしましょう。慈愛のトライアングルは、まだまだ続きます。星たちの祝福があなたに届きますように。
七宮 昴 (スピカ☆スタジオ)